addについて

昔から、典型的なデイドリーマー。幸い学校で椅子から離れるタイプではなかったからadhd疑ったことはなかったけど、当時からなんかおかしかった。

大人になっても社会性がない。自分は頑張ってるのに、周りからはやる気がないと扱われる。どれだけ頑張っても合わない。努力とかそういう次元じゃない。(自己認識が歪んでいる?)

そんなのが長く続いて、なんか障害があるに違いないと思い始めた。色々調べてaddで間違いないと思う。病院で診断確定させるメリットがないので放っているけど。

add?な私の脳内は、羊がいっぱいいる牧場のイメージ。各羊が物事を覚えるとかの脳の仕事をする。普通の人なら柵があるんだろうけど、生まれつききちんとした柵がない。だから、柵の向こうまではいかないだろう(ここまではしないだろう)という安心感がない。ミスをした後で対策という名のバリケードを置き、「さすがにこうしておけば来ないだろう」と思って最初はなんとかなっていても、奴らは、忘れた頃にバリケードを飛び越えてやってくる。

CPUはPentium(シングルコアシングルタスク)くらい積んでそうで、その働きを期待されるけど、羊の扱いに忙殺されて何もできない。

社会と全てがずれていて、例えるなら自分内の情報はCMYKで、RGBに変換してようやくスタートラインに立てる。だから普通に生きていくのがとにかくしんどい。

ワーキングメモリが少ないというのは少し違う。「だんごを覚える」羊がいたのに、「どっこいしょ」が来ると、気をとられた羊がそっちに行っちゃう。そしたら、柵がないから、群れの全羊が釣られて行っちゃう。だんごを覚える羊はどこいった。

覚えるメモリ=羊の数が少ないわけではなくて、むしろ多い。どんな小さな仕事にも全羊が行く。だから却ってうまくいかない。

多分まともな人なら、何匹か羊が柵の中に残って、「人間」を維持するのだと思う。それができないのを過集中という。